現状のユーザー層から見るTwitter広告のターゲット層
Twitterの国内利用者数は約4,500万人（※）で、10代の利用率は67.6％、20代の利用率は79.8％と非常に高く、若年層への影響力が高いSNSです。いわゆるZ世代が広告のコアターゲットであり、ユーザー同士の「いいね」と「リツイート」機能による情報拡散力にすぐれています。
※参照元：【PDF】総務省「令和２年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要」
第5章5-1 主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率
対象者：13歳から69歳までの男女1,500人、調査対象期間：令和3年1月12日～1月18日（https://www.soumu.go.jp/main_content/000765135.pdf）
向いている広告の業種
Twitterはリアルタイム性と情報拡散性に特徴があります。そのため、季節性や話題性があって、思わず「いいね」を押したくなる、リツイートで人に教えたくなるような商品・サービスの訴求に向いています。具体的には、新商品、限定キャンペーンの認知施策やアプリのダウンロード促進、フォロー獲得などの広告配信事例があります。
向いている目的と期待できる効果
Twitter広告は、タイムラインや検索結果に表示することができ、「いいね」やリツイートでの拡散を狙うことができます。そのため、認知向上の目的に向いており、新たなファンを増やすための施策として効果が期待できます。
また、Twitterではユーザーのツイート内容や、検索した語句をもとに配信先をターゲッティングすることが可能です。対象をワード単位でピンポイントに絞り込めるため、ニッチな商材・サービスのプロモーションにも効果的です。
どんな広告ができるか
Twitterでは、おもに以下のフォーマットで広告配信が可能です。
- テキスト広告
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- モーメント広告
広告が表示されるおもな場所は、
- プロモツイート
- プロモアカウント
- プロモトレンド
となっており、通常のタイムラインやトレンドになじむ形で配信されます。そのため、一瞬で関心を引き付けられるようなキャッチコピーやクリエイティブの投入が「バズり」を生むカギとなります。
Twitterにおける広告運用の方法・注意点
目に留まるのは一瞬、簡潔にわかりやすく伝える
Twitterの大きな特徴はリアルタイム性であり、ユーザーは画面をスクロールしながら情報を流し見ています。そのため、プロモーションは簡潔でわかりやすい情報でなければ、ユーザーの目には留まりません。テキストやクリエイティブには「一瞬」で伝わるような工夫が必要です。
しかし、広告のインパクトを意識するあまり、誇張や虚偽、不快表現を用いるのはNG。Twitterの拡散力によりアカウントが「炎上」し、商品や企業ブランドに傷がついてしまうおそれもあります。
オーガニック運用と広告を併用
Twitterでは、企業の公式アカウントと一般ユーザーの距離が近いSNSでもあります。広告運用だけではなく、オーガニックツイート（広告以外のツイート）を通じてユーザーとコミュニケーションをとることで、ブランドへの共感や信頼感を育てていくことができます。また、ユーザーとの関わりから新しい広告のヒントがうまれることも。オーガニックと広告の併用によって、長期的なファンの獲得が期待できます。
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