ウェブを使った集客方法の中でも、多くの企業が採用しているSNS。建設会社がSNSで集客するメリットと注意点、活用事例をまとめました。
建設会社がSNSで集客するメリットは、ほとんどコストをかけずに運用できる点にあります。SNSのアカウント開設費用は無料で、自社の社員が運用すれば追加コストはかかりません。もしSNS集客が軌道に乗り、自社運用が難しくなった場合でも、低コストで外部に委託できます。
ビジュアル面に重点を置き、自社の商品・サービスを訴求できる点もメリットです。文章と画像・写真だけでなく、動画も織り交ぜることで、より高い訴求効果が期待できます。また、実際に携わった建築物など、これまでの施工実績をPRすることも可能です。
SNSは誰もが容易にリプライ(返信)できるため、気軽にユーザーとコミュニケーションを取れます。積極的にコミュニケーションを取れば、自社をより身近に感じてもらえるほか、ファンになってもらえる可能性もあります。また、自社商品・サービスの感想を聞けば、開発・改善にも役立てられるでしょう。
SNSは気軽に情報を発信できる反面、投稿内容が問題視され、自社のイメージや信用が損なわれてしまうリスクもあります。投稿は瞬く間に拡散しますので、他者を非難したり、貶めたりする発言は避けるべきです。SNSを運用する際は、投稿前に複数人でチェックするなど、体制を整える必要があります。
なりすましにも注意が必要です。SNSで有名になると、第三者が偽のアカウントを開設し、偽情報を発信するケースがあります。自社の信用に関わりますので、SNSにおける危機管理対応をマニュアル化しておきましょう。
SNSで集客するためには時間が必要です。リスティング広告とは異なり、短期間での効果は望めません。最初はフォロワーも少なく、投稿への反響もほとんどないでしょう。本格的に集客したいのであれば、長期的な運用が求められます。
Instagramで集客を実践しているのが一条工務店です。カタログの一部を投稿し、自社商品を紹介しています。また、「#みてみて一条」などのハッシュタグを付け、ユーザー参加型のコンテンツも発信するなど、ユーザーとのコミュニケーションにも力を入れています。
※参照元:一条工務店のインスタアカウント(https://www.instagram.com/ichijo_official/?hl=ja)
富山県にある建設会社のTwitter運用事例です。地方の建設会社としては多くのフォロワーを抱えています。投稿内容は富山の風景や社内の雰囲気などが中心で、自社をより身近に感じてもらえるようブランディングしていることが伺えます。
※参照元:大高建設のツイッターアカウント(https://twitter.com/Otaka_Const)
大手ディベロッパーの清水建設はFacebookを利用しています。シミズ・ドリームというページで、投稿は記事と動画をミックスし、宇宙開発などのテーマに沿った構想を発信しています。また、同社はInstagramも運用しており、こちらは施工事例を中心に紹介しています。
※参照元:清水建設のフェイスブックアカウント(https://www.facebook.com/shimizudream)
LINEを使った集客を実践しているのがミサワホーム北越です。友だち追加したユーザーに対して、イベントや分譲地などの情報を提供しています。さらにページ上で購入資金プレゼントなど、さまざまなキャンペーンの情報を発信しているのもポイントです。
※参照元:ミサワホーム北越のラインアカウント(https://page.line.me/755snfvy)
福岡県で住宅販売を手がけている会社です。TikTokでナレーション付きの内観動画を投稿し、自社の住宅をアピールしています。動画を使うことで、実際の内観と同じような雰囲気をユーザーに届けられます。また、写真のみの投稿と比べ、物件を隅々まで見せることが可能です。
※参照元:アイダ設計(新宮モデル店)のTikTokアカウント(https://www.tiktok.com/@aida_shingu)
SNS広告運用の代理店を選ぶなら、3つの条件を備えている会社をおすすめします。
なぜなのか? TOPページでその理由を解説。また、3つの条件を備えた広告代理店をお悩み別に紹介しています。
コンサルティング、マーケティング、不動産投資など
経営セミナー月2~3枠から月20枠に拡大
セミナー申込者数は3倍に増加
結果を出すため、クリエイティブテストを月平均100回以上実施。高速でPDCAを回し、コンバージョン率の向上を追求し続けてくれる。
ベビーフードメーカー、飲料メーカー、健康食品メーカーなど
新商品(菓子)をTikTokクリエイターを活用し、約5,200,000インプレッションを獲得
製品やサービスの認知フェーズから提案。レビューを使ったSNSでのプロモ-ションをした経験があるのでパフォーマンスを発揮してくれます。
カジュアルブランド、スポーツウェアメーカー、ハイエンドブランドなど
SNSアカウント運用代行との掛け合わせでアパレルブランドのフォロワー数を10,000から21,000へ
運用代行との組み合わせで効率的に消費者の共感を得る投稿を提供。エンゲージメントの高い投稿を広告配信し、ファン獲得を加速。
【選定条件】
2024年3月29日にGoogleで「SNS広告代理店」「SNS広告運用」とそれぞれ100位まで検索。公式サイトが確認できたSNS広告代理店92社の中から、対応SNSが5種類以上あり、クリエイティブ制作にも対応する22社のうち、効果実績(事例)が定量的に記載されている代理店を特徴別に紹介。